FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

ふくろいFP-SERVICE」は・・・

静岡県西部・中部地方(浜松,磐田,袋井,掛川,菊川,御前崎,島田,藤枝,焼津,静岡)を中心に、家計の専門家であるファイナンシャルプランナーが、
子育て世代に評判の「マネースクール」の開催から始まって、お客様の家計診断、ライフプラン(キャッシュフロー表)の作成、資産形成・運用提案、住宅ローン相談、相続対策など、
お金についてのONE-STOPサービスをご提供いたします。
ふくろいFP-SERVICの詳細については以下をクリックしてください。


ローン金利は今後上昇?

長期金利が上昇していきそうな気配です。

先日、政府が発行しようとした「物価連動国債」3000億円の入札がされず、発行取り止めとなりました。

国債の買い手がいなかったということです。
国債を買うのは主にプロの投資家。
つまり国内外の機関投資家ですが、物価連動債は外国人投資家が主な買い手でした。

金融危機によって、株だけではなく、債券も売られ、現金化する動きが加速されました。

世界的に、債券が売られる状況にあり、10月に入って、債券価格は下がり、長期金利が上昇しています。

そして、各国が協調して、金融危機への対応として巨額の公的資金を使うことを決めています。
政府としては臨時の支出ですので、税金でまかなえなければ、国債を発行します。

しかし、金利を上げないと国債の買い手はいないかもしれません。

もっとも、昔から、株が下がったときは、債券が買われる傾向はありますので、一旦上昇する金利も、債券が買われていけば、その後は金利は下がっていくかもしれません。

当面、運用商品としては、今後金利上昇によって国債は魅力的になっていくかもしれませんが、
問題は住宅ローンの金利。

住宅ローンの金利は国債の長期金利に連動します。

金利負担は今後増えていく可能性が大きいと思います。

住宅購入を決めた人は、金利動向を見極めましょう。


削除
ローン金利は今後上昇?