※八高山中腹 標高350M付近、林道萩間黒俣線にて、川幅2M程度
原野谷川
・掛川市最北に位置する市内最高峰の”八高山(標高832M)”を源流とし、
・掛川市北・西部を通って、袋井市市街地に流れ、
・磐田市南部で太田川に合流し、遠州灘にそそぐ。
掛川市の最高地点の八高山に登ったとき、原野谷川がこの山を源にしていることが分かり、”普段よく目にする原野谷川の、源流から河口まで訪ねてみたい”衝動にかられ、この目で確かめてきました。
まずは、源流。
八高山中腹、標高420M付近、川幅1M弱
源流は、八高山の登山でも使う「林道萩間黒俣線」の途中から農家の方が使う支線(農道)入っていきます。
農道のどん詰まりから、原野谷川(渓流)に降り、山の斜面を歩き、砂防堤を超えると、川幅は一気に狭くなり、写真のようなせせらぎとなります。
急斜面で登山道はありませんので、ここで断念。”最初の1滴”は見つけられませんでしたが、源流らしさが見れましたので、満足。
車でぐっと下り、”ならここの里”へ。
キャンプ場にわたる吊り橋では、川幅20M程度。標高は180Mです。
一気に国道1号線の”同心橋”へ。
掛川市と袋井市の堺にある橋です。
標高は17M。川幅は50M程度です。
”ふくろい遠州の花火”は原野谷川の河川敷・親水公園で開催されます。
公園北側の河川敷から、”広愛大橋”を仰ぎ見る。
標高は12M。川幅は70M程度。
写真は県道403号磐田掛川線の”二瀬橋”からみた原野谷川。
橋の名前の通り、原野谷川と太田川の2つの川にかかる橋です。
川幅は90M程度。標高は5M。
原野谷川は、袋井市と磐田市の市境にある二瀬橋の下流400Mで太田川に合流します。
原野谷川の名前は、ここで終わります。
国道150号線の”太田川橋”より、太田川。川幅300M、標高2M。
遠州灘にそそぐ、太田川。川の旅もこれで終了。
原野谷川の源流となる八高山は、国道150号線からでも見えます。
写真は二瀬橋から。八高山までの直線距離で25K程度です。