アジア各国のインフレ続く

FP鈴木

2008年03月08日 20:00

以前書いた記事「アジアの経済成長率」で2007年のアジアの経済成長率は8.3%との予想が発表されたと書きましたが、サブプライムローン問題の影響で若干下がりそうな気配です。

経済成長は同時にインフレも伴うのですが、アジア各国のインフレ率が、昨年夏以降ぐぐっと上昇してきています。

中国の今年1月のインフレ率は前年同月比で7.1%のUP。シンガポールは6.6%。フィリピンは4%程度。
ビックリするのが、ベトナムで15%もの上昇です。

ベトナムは、中国やインドなどのBRICS諸国のあと、経済の高成長が続く国として期待されています。
にしても、15%とは驚きです。

1年前1万円で買えれたものが、今では更に1500円追加しないと買えれないわけです。
ベトナムには世界各国から投資資金が流入していると聞きますが、この物価上昇以上に経済発展して株価が上がらないと価値が減ってしまいます。

資産運用する際には、インフレに勝つ投資が必要です。
これができないと、見た目はお金が増えていても、実質は増えていないことになってしまいます。

関連記事