ＦＰよもやまばなし

夏休みまであと１ヶ月。
お子さんをお持ちのご家庭は、「夏休みに家族で旅行」という方もいらっしやるのでは。

さて、家族で旅行するとなると、結構なお金が必要となります。
計画的に用意していかないと、２泊旅行が１泊に、１泊は日帰り旅行になってしまうこともあるかもしれません。

ちょっとお得な情報が日経新聞に掲載されていました。
（既にご存知の方も多いと思いますが）

ＪＴＢ、近畿日本ツーリスト、日本旅行などでサービスしている「旅行積立」です。
毎年旅行されたり、新婚旅行や海外旅行を先々予定していたりする人には、お得な積立制度です。

将来予定する旅行の代金を、定期的（一時払いもあるようです）に毎月積み立てると、積立終了時に利息に当たる「サービス額」が上乗せされます。

会社によって利回りは異なりますが、銀行の預金で積み立てるよりはお得です。
ＪＴＢ・・・１．７５％
近畿日本ツーリスト・・・１．５％～１．７５％
日本旅行・・・１．５％～１．７５％

銀行の普通預金は０．２％程度ですので、お得度が際立っています。
今年の夏休みは間に合いませんが、来年ならば間に合います。

予定されている方はいかがでしょうか？

ところで、昨今の原油高で航空運賃も値上げされています。
旅行代金にもその影響はありますが、海外旅行に行く際に気をつけておくべきことが一つ。

「燃油サーチャージ」と呼ばれる特別運賃のこと。
これは２００５年に航空会社が設定したルールで、原油価格の動向で特別運賃が変わっていきます。

この特別運賃は一部の旅行代理店の商品を除き、パンフレットの旅行代金には含まれていません。

例えば、家族４人でハワイに行こうと、格安の旅行を選んでも、日本航空や全日空でハワイに行く場合は、往復４万円、家族４人で１６万円の特別運賃が必要となります。

利用する航空会社で特別運賃は異なりますので、旅行代金を積み立てる歳にも、海外旅行の場合は、この特別運賃の分もお忘れなく。