1978年公開の大ヒット映画。
現在のSF映画の全ては、この映画から始まったといっても過言ではありません。
映画史上はじめて、コンピュータ・グラフィックが使われた記念すべき映画。
その後27年間、ファンを楽しませてくれました。
”遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・” この一文の後、ファンファーレが鳴り響き、全てを忘れさせてくれます。
ジョン・ウィリアムスのオーケストラを使った楽曲の数々。
この曲なくしてスター・ウォーズは語れません。
ルーカスは、この映画の企画をいくつもの映画会社にもちかけましたが、当時SF映画は忘れ去られていたジャンルで、映画化は困難な状況に合ったのですが、”20世紀FOX”が低予算で採用してくれ、日の目を見ることができました。
マーク・ハミルは当時26歳、キャリー・フィッシャーは21歳、ハリソン・フォードは35歳という若さ。
まだ売れていない俳優を使ったのも、俳優のイメージがないので良かったんでしょうね。
そして、黒澤監督の”隠し砦の三悪人”をモチーフにしたとも言われる、C-3POとR2-D2のコンビ。
建物や乗り物、服が妙に汚れていてリアル。
ルークの服はまるで柔道着。レイア姫の髪型はまるで弥生人。
アメリカ公開は1977年で、アメリカでヒットした報道が日本にももたらされましたが、当時の和訳が「惑星戦争」。
実際の日本公開は”スター・ウォーズ”で良かった!!