FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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商品価格の高騰の犯人は

原油・穀物等の商品価格の高騰の犯人は明確に言えないものの、

・新興国の経済発展による実需
・投機資金が流れ込んだ
・穀物などは天候に左右された
・バイオエタノール需要

どれも原因の一部でしょう。

この中で、「投機資金」については、意見が分かれているようです。

商品市場に流れ込む資金は大きく3つに分かれると言う考えです。

1.実需に対応した資金
2.年金基金等の機関投資家による投資先の拡大
3.ヘッジファンドによる投機マネー

1番は当たり前。

近年増えてきているというのが、2番の投資資金。
こちらは年金等の目的ですので、長期投資のお金。

そこに3番の投機マネーが流れ込み、短期で一気に高騰を演じたと言われています。

今まで市場の資金は1番のみ。
そこに数年かけて、2番の資金が入り始め、サブプライムローン問題で一気に3番の資金が流入。

3番は短期勝負ですので、市場から消えるのも早く、相場がピークを迎えたと思えば、3番は一気に資金を引き上げました。
それが原因で7月以降、商品価格は下がってきています。

しかし、このまま下がり続けることはないだろう、と言われています。
それは、2番の長期資金の影響。

世界的に景気の後退局面が見え、需要は減る兆しもあるのですが、2番の長期資金の流入がある限り、商品価格の下支えをするからだ、との見方です。




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