昨年来急騰した、原油や穀物価格。
☆ 原油については、100ドル/バレルを割り始めました。
原油価格の指標は主に3つあり、マスコミをにぎわすのはニューヨークの原油先物価格。
こちらは101ドルをつけています。
そして2つ目は、「ドバイ」の価格。100ドルを割りました。
※日本の原油価格はドバイの価格動向で決まると言われています。
3つ目は「北海ブレンド」価格。
半年振りに100ドルを割り込みました。
北海ブレンドの価格下落は、7月以降のヨーロッパの景気減速と、ドル高ユーロ安によりドルで取引される原油の割高感によって、投機マネーが流出したのが原因とか。
投機マネーによって暴騰した価格が戻りつつあるわけですが、1年前80ドルだったので、またまだ高いのは変わりません。
☆ 国際小麦価格は今年2月の最高値より45%下落。
小麦の国際価格はアメリカのシカゴ市場の先物価格に左右されます。
ヨーロッパの収穫が順調で、2年連続の干ばつ被害が出たオーストラリアも今年は生産が回復したようです。
これによって、各国の在庫が増えてきていることで、価格が下がってきています。
下がったといっても7ドル/ブッシェルの水準で、昨年前半は5ドル程度、一昨年は4ドル程度でしたので、以前に比べれば実はまだ高い状況です。
こうした国際価格の下落が国内の物価に反映されるのは、原油は数ヶ月先、小麦は半年~1年先になりますので、まだ安心できるわけではありません。
☆ 原油については、100ドル/バレルを割り始めました。
原油価格の指標は主に3つあり、マスコミをにぎわすのはニューヨークの原油先物価格。
こちらは101ドルをつけています。
そして2つ目は、「ドバイ」の価格。100ドルを割りました。
※日本の原油価格はドバイの価格動向で決まると言われています。
3つ目は「北海ブレンド」価格。
半年振りに100ドルを割り込みました。
北海ブレンドの価格下落は、7月以降のヨーロッパの景気減速と、ドル高ユーロ安によりドルで取引される原油の割高感によって、投機マネーが流出したのが原因とか。
投機マネーによって暴騰した価格が戻りつつあるわけですが、1年前80ドルだったので、またまだ高いのは変わりません。
☆ 国際小麦価格は今年2月の最高値より45%下落。
小麦の国際価格はアメリカのシカゴ市場の先物価格に左右されます。
ヨーロッパの収穫が順調で、2年連続の干ばつ被害が出たオーストラリアも今年は生産が回復したようです。
これによって、各国の在庫が増えてきていることで、価格が下がってきています。
下がったといっても7ドル/ブッシェルの水準で、昨年前半は5ドル程度、一昨年は4ドル程度でしたので、以前に比べれば実はまだ高い状況です。
こうした国際価格の下落が国内の物価に反映されるのは、原油は数ヶ月先、小麦は半年~1年先になりますので、まだ安心できるわけではありません。
まだまだ先行きは不透明です。
今年10月の値上げは昨年12月から今年7月までのデータが、前の半年間よりも価格が上がったためのUPとのこと。
遅れて遅れて反映されるんですね。