ＦＰよもやまばなし

電機大手各社が、社員に対して「自社製品の購入」を要請しています。

NECは社長がグループ社員１１万人に対し、「自社製品の購入」を要請しました。

富士通も同様に１０万人のグループ社員に要請しています。

NECと富士通は、社員が使えそうな製品と言うと、パソコン、携帯が思い浮かびますが、
富士通の場合は家電を扱っている"富士通ゼネラル"がありますので、こちらも含めての「自社製品購入」なら、少しだけ選択肢が広がりそうです。

パナソニックについては、グループの管理職１万人に対し、総額１０万円以上購入するよう求めました。
上級管理職は２０万円以上。
期限はボーナス商戦の７月までだそうです。

また、三洋電機の子会社でも４００人の管理職に、２０万～３０万円以上を今月末までに購入するよう通達したとのこと。

パナソニックと三洋は「金額指示の通達」ですので、辛いですね。

私もかつてサラリーマンしていた頃、上司の課長が業績不振により、ボーナスの一部が「自社製品」となり、嘆いていたことがありました。

会社も生き残りをかけて「内需拡大」を実践しています。

こうしてみると、政府の景気対策の遅さが目に余るばかり。