FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

ふくろいFP-SERVICE」は・・・

静岡県西部・中部地方(浜松,磐田,袋井,掛川,菊川,御前崎,島田,藤枝,焼津,静岡)を中心に、家計の専門家であるファイナンシャルプランナーが、
子育て世代に評判の「マネースクール」の開催から始まって、お客様の家計診断、ライフプラン(キャッシュフロー表)の作成、資産形成・運用提案、住宅ローン相談、相続対策など、
お金についてのONE-STOPサービスをご提供いたします。
ふくろいFP-SERVICの詳細については以下をクリックしてください。


「金」が買われています

「金」の価格が再び1000ドル/1トロイオンスを突破しました。

昨年3月に、ニューヨークで1014ドルを付けたあと、10月には700ドルを割り込み、一旦下がってきたのですが、11月以降上昇に転じ、2/20には1004ドルを付けました。

昨年は金融危機もあって、金の取引量が急増し、全世界で前年比58%増加の1900兆円の過去最高となったようです。

株を買っても、債券を買っても「信用リスク」がつきまとうのですが、「金」は価格の変動リスクはあっても、信用リスクはありません。

そういう意味では、より安全な資産へ、資金が"逃避"していると言えます。

今回は、前回と違って商品価格の高騰につられた「短期資金」の流入ではなく、ETF等の投資目的の資金が多くなっています。
そのため、今後も上昇が続くのではないかと、言われています。

日本でも円高が進んでいるため、ドルで取引される金は、円高となると割安感で出て、金の購入が増えています。
それとともに価格も上昇中。

田中貴金属の価格で見ると、円ベースでは昨年7月に3339円/1グラムを付けた後、11月には2240円まで下がり、2/23には3162円まで上昇してきました。

資産形成の上で、"金"に資金の一部投ずる方は多いのですが、できれば毎月一定金額ずつ購入する「ドルコスト平均法」で、少しずつ金を買う「純金積立」の方が、価格変動リスクには対応できます。


削除
「金」が買われています