物価連動債については、以前記事にしたことがありましたが、日本の物価連動債は「元本保証が無い」と言うことで不人気でした。
しかし、欧米の先進各国が発行しているものは「元本保証」タイプで、一定の人気が有ります。
”物価連動国債”は「金利は発行時のままで変わりませんが、消費者物価が上昇すると、元本も増加し、金利は一定ですので、支払われる利息は元本が増加した分、増える。
満期時に物価上昇していれば元本も増えているので、戻ってくるお金も増える」と言うものです。
通常の国債と異なり、インフレになっても実質的な資産の目減りを避けられます。
しかし、物価が下がると元本も減る点が、日本がこれまでに発行してきた物価連動債の弱点でした。
昨年来の金融危機で、投資家がこの債券を売りに出したため、価格が下がり、また物価の上昇が止まったため、需要が低迷し、昨年秋以降、日本では物価連動債の発行は止まっています。
財務省としては、国債を安定的に買ってもらわないと景気対策の財源不足にもなるため、早ければ今年の後半には「元本保証タイプ」の物価連動債を発行する予定です。
更に、現在は個人向けの物価連動債はありませんが、今後は個人向けも発行していくようです。
資産運用の選択肢が広がるので、歓迎です。
しかし、欧米の先進各国が発行しているものは「元本保証」タイプで、一定の人気が有ります。
”物価連動国債”は「金利は発行時のままで変わりませんが、消費者物価が上昇すると、元本も増加し、金利は一定ですので、支払われる利息は元本が増加した分、増える。
満期時に物価上昇していれば元本も増えているので、戻ってくるお金も増える」と言うものです。
通常の国債と異なり、インフレになっても実質的な資産の目減りを避けられます。
しかし、物価が下がると元本も減る点が、日本がこれまでに発行してきた物価連動債の弱点でした。
昨年来の金融危機で、投資家がこの債券を売りに出したため、価格が下がり、また物価の上昇が止まったため、需要が低迷し、昨年秋以降、日本では物価連動債の発行は止まっています。
財務省としては、国債を安定的に買ってもらわないと景気対策の財源不足にもなるため、早ければ今年の後半には「元本保証タイプ」の物価連動債を発行する予定です。
更に、現在は個人向けの物価連動債はありませんが、今後は個人向けも発行していくようです。
資産運用の選択肢が広がるので、歓迎です。