ＦＰよもやまばなし

日経ヴェリタスに、民主党が政権をとったら、どんな銘柄が買われるのか、民主党の公約等から予想される銘柄が掲載されていました。

民主党の基本的な政策が「中低所得者への手厚い支援」にあり、最近知られたものとして、「中学卒業までの子ども１人に対し、月額２．６万円支給(但し当面２年間は１．３万円)」

子育て世代の銘柄として、「乳幼児」や「家族の衣食住」にはプラス材料。

農業支援も訴えていますので「農業機械」「飼料」等にはプラス材料。

一方で、高速道路の無料化やガソリン暫定税率撤廃を掲げているので、
「自動車関連」はプラス材料
しかし、「鉄道」「航空会社」はマイナス材料。

消費者金融問題には厳しい民主党のため、「消費者金融銘柄」にはマイナス材料。

環境問題にも、自民党よりも積極的なため「太陽光パネルメーカー」にはプラス材料。

こうした話は、一部の銘柄で既に動きが出ています。
選挙活動が始まって、民主党の勢いが報道されれば、一層株価の動きは活発になるかもしれません。

しかし、こうした動きは単なる推測による"連想買い"のため、短期の動きで終わることも多く、乗り遅れると「高値掴み」になるかもしれませんので、注意が必要です。

「投機」と「投資」を間違えないように。