アメリカの失業率が前月比悪化。
6月・・・9.5%
7月・・・9.4%
8月・・・9.7%
7月に失業率が改善したので、期待があったのですが、8月は再び悪化。
26年2ヶ月ぶりの水準となったそうです。
しかし、非農業部門の雇用者数の減少は、改善。
6月・・・46.3万人
7月・・・27.6万人
8月・・・21.6万人
雇用者数の減少は今年1月がピークで1ヶ月間に74万人も職を失ったのですが、8月は21万人まで減少。
但し、雇用者数の減少は昨年1月から始まり、20ヶ月間連続して、毎月毎月失業者が増え続けています。
アメリカの企業は業績が悪化すると、即雇用調整に動きますので、景気の状況が良く分かります。
雇用者数が増加すれば、いよいよアメリカの実体経済も改善してきた、と言えるかもしれません。