ＦＰよもやまばなし

日経新聞に「マネー教育受けた？」と題した記事が掲載されていました。

記事の元は、イギリスに本部がある金融グループ「ＨＳＢＣ」が、

世界１５カ国、１万５０００人を対象に、「退職後の生活」調査をした中で、「マネー教育やガイダンスを受けた経験」との質問で、出た結果です。（詳細はこちら）

◆いかなるマネー教育も受けたことがない人の割合

・フランス　・・・　６６％
・日本　　　・・・　６０％
・イギリス　・・・　５６％
・アメリカ　・・・　４８％
・ブラジル・・・　　４４％
・韓国　　　・・・　４２％
・中国　　　・・・　１９％
・インド　　　・・・　１３％

意外な結果が発表されていました。

マネー教育を受けたことが無い人の割合は、日本が最も高いと思ったら、そうでもなく。

また、高校生のためマネーの教科書が存在し、投資教育が重要な確定拠出年金を早くから導入し、世界一の金融大国であるアメリカが半分もいる。

もっとも驚いたのは、インド、中国の比率が最も低いのは驚きでした。

世界で最も元気のいい２大新興国の、マネーに対する勉強熱はすごいですね。
中国ではインターネットのプランニング・ツールを利用し、インドでは、勤務先を通じた金融情報が役に立っているようです。

この調査結果によると、マネー教育は「家庭」が重要な役割を果たしている、としています。
”親の背を見て、子供は育つ”です。