2005年以降の動きとして、日本株は外国人投資家による売買シェアが年々増え、「日本の株価は外国人投資家の売買動向によって決まる」とも言われています。
※9月の外国人投資家の売買シェア・・・55.8%、
個人投資家・・・26.7%、法人・・・13.7%、証券会社・・・3.8%
この1年9ヶ月の、毎月の日経平均株価と外国人投資家の売買動向をグラフ化しました。
※売買動向 ・・・ 株式を買った金額と売った金額の差。
マイナスの場合は「売り越し」、プラスの場合は「買い越し」と言います。
株価が大暴落したのは昨年10月以降ですが、外国人投資家の売買動向を見ていると、3ヶ月前の7月には予兆があったんですね。
そして、今年9月は、外国人投資家は、今年4月から5ヶ月間続けた「買い越し」から「売り越し」に転じました。
そして、株価は8月対比-360円の値下がりとなりました。
先月は民主党が政権を獲った最初の1ヶ月。
また、円高が進んだ月です。
政権の様子見と、円高による企業収益圧迫を気にしての「売り」と思われます。