2008年の夏まで、様々な資源の価格が高騰しました。
2008年は、オーストラリア産の石炭は、3倍の値上げ。
鉄鉱石はブラジル産が65%、オーストラリア産は2倍の値上げとなりました。
その後、不況により下がったのですが、2009年は2007年よりも高いままで推移。
そして、2010年。
今年は昨年の中国が景気回復対策により、鉄鉱石を大量の輸入をしたため、今年はそうした事情が反映され、再度価格が大きく上昇します。
石炭は、4月~6月が55%UP。
鉄鉱石はブラジル産が90%以上の値上げ。
こうした値上げで、新日鉄などの鉄鋼業界は、全体で1.1兆円の負担増となる試算です。
これが自動車業界や、機械、建設、電機業界に価格転嫁されていくのですが、まだ不況色が強いので、簡単に各業界が値上を飲むとも思えません。
輸入物価の上昇が、国内の物価を押し上げる構図が出てきました。
"悪い物価上昇"となりますが、石油価格も上昇が続いていて、物価が下げ止まるかもしれません。
2008年は、オーストラリア産の石炭は、3倍の値上げ。
鉄鉱石はブラジル産が65%、オーストラリア産は2倍の値上げとなりました。
その後、不況により下がったのですが、2009年は2007年よりも高いままで推移。
そして、2010年。
今年は昨年の中国が景気回復対策により、鉄鉱石を大量の輸入をしたため、今年はそうした事情が反映され、再度価格が大きく上昇します。
石炭は、4月~6月が55%UP。
鉄鉱石はブラジル産が90%以上の値上げ。
こうした値上げで、新日鉄などの鉄鋼業界は、全体で1.1兆円の負担増となる試算です。
これが自動車業界や、機械、建設、電機業界に価格転嫁されていくのですが、まだ不況色が強いので、簡単に各業界が値上を飲むとも思えません。
輸入物価の上昇が、国内の物価を押し上げる構図が出てきました。
"悪い物価上昇"となりますが、石油価格も上昇が続いていて、物価が下げ止まるかもしれません。