厚労省は、平成14年10月時点で20~34歳だった男女の生活実態を毎年追跡調査(21世紀成年者縦断調査)していて、その7回目の結果が公表されました。
今回は平成20年11月に実施し、計1万8470人からの回答結果です。
(回答時点の年齢は、26歳~40歳です)
◆調査開始時点から6年間の間に、結婚したか?
◎男性 : 正規社員・・・32.2%(内、子どもできた12.8%)
非正規社員・・・17.2%(内、子どもできた 4.8%)
◎女性 : 正規社員・・・38.1%(内、子どもできた17.3%)
非正規社員・・・28.4%(内、子どもできた 9.8%)
男性は、非正規社員の場合、正規社員の半分程度しか結婚できないようです。
やはり、結婚して安定した生活を送るためには、安定した収入が必要と言うことでしょう。
所得別のデータも調査されていますが、明確に差が出ています。
100万円~200万円・・・13.3%
500万円以上・・・25.3%
そして、子どもが出来たかどうかとなると、非正規社員は、更に厳しい状況となっています。
◆子どもは欲しいか?
◎平成14年の1回目調査時点で、第1子がいる夫婦で、更に子どもが欲しいかどうかを尋ねたところ、
平成14年時点では、
夫・・・80.7% 妻・・・80.7%
平成20年時点では、
夫・・・64.4% 妻・・・63.7%
夫も妻も、2人目の子どもを授かりたい気持ちが減っています。
◎平成14年の1回目調査時点で、子どもがいない夫婦で、子どもが欲しいかどうかを尋ねたところ、
平成14年時点では、
夫・・・57.1% 妻・・・50.2%
平成20年時点では、
夫・・・35.4% 妻・・・27.0%
やはり、夫も妻も子どもを授かりたい気持ちが減っています。
ただし、減り方は、ごともがいない夫婦の方が激しくなっています。
子育ての厳しさや、子育てにお金が掛かる点が影響していると思います。
特に、今回の調査は、リーマンショック後の平成20年11月に行っていますので、景気悪化が反映されていると思います。
◆妻の結婚後、出産後の就業は?
結婚後離職・・・30.8%
(正規社員・・・27.5%、非正規社員・・・41.4%)
第1子出産後離職・・・52.9%
(正規社員・・・36.4%、非正規社員・・・75.0%)
コンサルティングをしていると、育児休暇中の方もいますが、大手企業の正規社員の方がほとんどです。
多くの方は、専業主婦となっています。
家計を左右するのは、妻の働き方に掛かってきます。
非正規社員も、育児休暇が確実に取得できる制度にしていかないと、”少子化”は止まりません。
今回は平成20年11月に実施し、計1万8470人からの回答結果です。
(回答時点の年齢は、26歳~40歳です)
◆調査開始時点から6年間の間に、結婚したか?
◎男性 : 正規社員・・・32.2%(内、子どもできた12.8%)
非正規社員・・・17.2%(内、子どもできた 4.8%)
◎女性 : 正規社員・・・38.1%(内、子どもできた17.3%)
非正規社員・・・28.4%(内、子どもできた 9.8%)
男性は、非正規社員の場合、正規社員の半分程度しか結婚できないようです。
やはり、結婚して安定した生活を送るためには、安定した収入が必要と言うことでしょう。
所得別のデータも調査されていますが、明確に差が出ています。
100万円~200万円・・・13.3%
500万円以上・・・25.3%
そして、子どもが出来たかどうかとなると、非正規社員は、更に厳しい状況となっています。
◆子どもは欲しいか?
◎平成14年の1回目調査時点で、第1子がいる夫婦で、更に子どもが欲しいかどうかを尋ねたところ、
平成14年時点では、
夫・・・80.7% 妻・・・80.7%
平成20年時点では、
夫・・・64.4% 妻・・・63.7%
夫も妻も、2人目の子どもを授かりたい気持ちが減っています。
◎平成14年の1回目調査時点で、子どもがいない夫婦で、子どもが欲しいかどうかを尋ねたところ、
平成14年時点では、
夫・・・57.1% 妻・・・50.2%
平成20年時点では、
夫・・・35.4% 妻・・・27.0%
やはり、夫も妻も子どもを授かりたい気持ちが減っています。
ただし、減り方は、ごともがいない夫婦の方が激しくなっています。
子育ての厳しさや、子育てにお金が掛かる点が影響していると思います。
特に、今回の調査は、リーマンショック後の平成20年11月に行っていますので、景気悪化が反映されていると思います。
◆妻の結婚後、出産後の就業は?
結婚後離職・・・30.8%
(正規社員・・・27.5%、非正規社員・・・41.4%)
第1子出産後離職・・・52.9%
(正規社員・・・36.4%、非正規社員・・・75.0%)
コンサルティングをしていると、育児休暇中の方もいますが、大手企業の正規社員の方がほとんどです。
多くの方は、専業主婦となっています。
家計を左右するのは、妻の働き方に掛かってきます。
非正規社員も、育児休暇が確実に取得できる制度にしていかないと、”少子化”は止まりません。