FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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事業再仕分け終了。閣議決定を望む。

事業仕分けの「再仕分け」が終了しました。

2100億円程度の成果です。
これが、本当に来年度予算に反映されるか、しっかり見ていく必要があります。

さて、
今回の仕分けは、今までと違って、民主党政権として来年度予算案に計上したものを対象としていますので、ニュースを見ていても違和感がありました。

仕分け人が民主党で、説明者も民主党の副大臣や政務官でしたので、民主党が民主党の予算を仕分けるという、"内輪話し"になっていました。

ですので、討論が終了した後に、民主党の説明者からは、「仕分けはこれが最後」とか「与党として了承された政策を仕分けるのは筋が通らない」「効率だけで政策は判断できない」などの批判が噴出。

しかし、これは結局のところ、
前回までの仕分け結果を、各省庁の政務3役が毅然とした態度で予算削減や廃止を行わなかったからこそ、「再仕分け」をしたわけで、政務3役が官僚に取り込まれた結果に過ぎません。

こんなことが起きたのは、仕分け結果に何ら法的拘束力もなく、政権として閣議決定もしていないから、官僚は仕分け結果に従わない訳です。

蓮舫さんも、「今後の行政刷新会議のあり方を検討したい」と述べ、事業仕分けの方法も変貌しそうです。

私は「事業仕分け」は今後も続けるべきと思います。
名称はどうでもいいのですが、必要なのは「予算執行の状況と、その成果」をしっかりウオッチ・チェックし、ムダの削減を今後も続けていくことです。

そして結果を、閣議決定で拘束することが大切です。


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事業再仕分け終了。閣議決定を望む。