2010年10月~12月の自動車の国内生産台数は、前年同期比-6.8%、前期(7-9月)比-7.2%減少の230万台となりました。
月次生産台数でも、3ヶ月連続して前年比マイナスとなっています。
全ては、9月に切れた「エコカー補助金」の影響。
日本自動車工業会のホームページには、2010年のメーカー別のデータが掲載されています。
この1年間のメーカー別の前年比では、トヨタ+18%、日産+27%、ホンタ゜+18%と検討しています。
しかし、昨年10月以降は前年割れですので、駆け込み需要もあった9月までは前年割れが続く可能性があります。
が、会社全体の決算としては、10月以降は円高にも関わらず、新興国での販売増により好調な決算を示しています。
国内景気を占うには、国内の販売や生産台数がポイント。
産業としての裾野が広い自動車生産台数は、今後も注目していきます。