FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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日本国債は格下げ、円高は変わらず

アメリカの格付け機関「ムーディーズ」が、日本の国債の格付けを、9年ぶりに格下。
(ちなみに、銀行や公共関連企業、大手企業も相次いで、格下げされています)

21段階のうち上から3番目の「Aa2」から、4番目の「Aa3」へ1段階引き下げました。
見通しは「安定的」です。

「Aa3」は中国と一緒です。

格下げの理由として、
「多額の財政赤字と政府債務の増加を挙げ、頻繁に首相が交代する政治の不安定さが経済・財政改革を妨げている」と指摘し、
「震災と津波、福島第1原発事故が景気回復を遅らせ、デフレを悪化させた」と説明しました。

では為替市場は、と言うと、格下げの発表はあったものの、は円高は変わらず、既に織り込み済みと言った感じです。


ところで、為替レートですが、
ビッグマック指数」が今年も7月に、イギリスの経済誌「エコノミスト」から発表されました。

これによると、

ニューヨークのビッグマックの価格は、4.07$

一方、東京の価格は320円。

320円 ÷ 4.07$ = 78.6円/$

実際の為替レートは7月一ヶ月では、76.7円~81.4円。

購買力平価からみても、円高は妥当のようです。

と言う事は、海外で買い物しても、日本で買う金額と大差ない、という事です。



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日本国債は格下げ、円高は変わらず