1987年8月3日
南アルプス最高峰、そして日本第二位の高さを誇る北岳へ。
山梨県の広河原から、大樺沢を登り、小太郎尾根に出て、「肩の小屋」で一泊。
広河原の標高は1520M。
「肩の小屋」は3000M
そして、山頂北岳は3193M。
小屋まで1500Mの標高差がありますが、真夏でも残る雪渓を降りてくる風はとても心地よく、汗を吹き飛ばしてくれます。
登るにつれて視界が開け、鳳凰三山が目線の高さになってくると、随分と高度を稼いだと実感します。
「肩の小屋」に一泊し、翌日早朝 北岳から「間ノ岳(あいのだけ)」へ。
まず、北岳山頂で"御来光"。
西に振り向くと、なだらかな山容で"南アルプスの女王"とも呼ばれる、
「仙丈岳(せんじょうがたけ)」(標高3033M)に、朝日が当たりました。
氷河時代の名残である「カール」を見ることができます。