1993年公開のSF映画
スピルバーグ監督のアドベンチャー恐竜映画。
それまでの恐竜映画と言えば、日本では"着ぐるみ"、アメリカでは"クレイモデル"のストップモーション・アニメーションの恐竜しかありませんでした。
(例外的にトカゲを恐竜に見立てた実写もありましたが)
ジュラシック・パークで、恐竜が悠々と歩いている姿を見た主人公たちの驚愕顔は、まさにこの映画を見ている観客の顔でもあり、私も口が開いたままになりました。
この2年前に「ターミネーター2」で驚異のCGを見せられた私にとっても、この恐竜たちの姿はあまりにリアルで、それまでの恐竜映画との違いにただただ驚くのみ。
T-REXが登場するシーンでは、水たまりに広がる波紋から始まって、そのサスペンス感は十分。
またジョン・ウィリアムスの音楽も印象的で、その後テレビで恐竜関連の番組では、必ずこの映画のテーマ曲が使われています。
「琥珀の中の蚊の血液からDNAを取り出し、遺伝子工学で恐竜を復活させる。不足分はカエルの遺伝子で補う」
ひょっとしたら可能なのかも・・・と思わせてしまうところからストーリーが始まったので、すっかり映画の世界に入り込みました。