日本自動車工業会の発表によると、平成24年7月の自動車の国内生産台数は、前年同期比+16.7%増、前月比+3.2%増の92.2万台となりました。
前年比の改善は10ヶ月連続です。
メーカー別の前年対比では、ハイブリット車等のエコカーが好調なトヨタ、ホンダ、ダイハツが増加しています。
前年比
・トヨタ +30.1%
・日産 - 7.8%
・三菱 - 8.5%
・マツダ - 9.6%
・ホンダ +24.9%
・スズキ +11.2%
・ダイハツ+49.3%
・富士 +51.1%
政府のエコカー補助金制度が昨年12月20日以降の登録車から復活したため、ハイブリッドや”第3のエコカー”等を販売するメーカーは、生産台数が増加してきました。
尚、予算枠の9割を消化したため、本来は来年1月末までの登録車が該当しますが、9月にも早期終了の見込みです。
国内景気を占うには、国内の販売や生産台数がポイント。
産業としての裾野が広い自動車ですが、生産台数は今後も注目していきます。