2013年公開のサスペンス・アクション映画
2001年の9.11の同時多発テロ攻撃から始まった、テロ根絶作戦。
その本丸である「ビン・ラディン」は、全くの行方知れず。
しかし、9.11から10年経った2011年5月、突如「ビン・ラディン殺害」の一報が世界中に流れました。
この映画は、CIAの女性分析官が執念でビン・ラディンの行方を追い詰め、そして隠れ家を発見し、軍の特殊部隊による殺害作戦までを描きます。
ニュースでは全く報道されなかったCIAの機密作戦の全貌を、関係者へのインタビューによって構成しましたので、実にリアル。
特にラストの殺害作戦は、まるで現場いるようです。
8年間にわたる情報分析の中で、次々とテロが繰り返されて死者が増え、しかし一向にビン・ラディンの行方が掴めず、焦りと葛藤が募っていく様子が生々しい。
※原題の「ゼロ・ダーク・サーテイ」とは午前0時30分のことで、特殊部隊がビン・ラディンの隠れ家に突入した時刻を指します。