先日、政府から2010年の「健康寿命」が発表されましたが、高齢化とともに話題になるのは「要介護者」の増加。
※健康寿命・・・介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる期間。
高齢者は毎年増えていますが、要介護者数も毎年増えていて、人数だけが報道では触れられますが、高齢者が増えれば要介護者も増えるのは必然。
厚生労働省が発表する「介護給付費実態調査月報(2013年4月審査分)」と、総務省統計局が発表する「人口推計(2013年4月概算値)」を基にして、2013年4月の介護リスクを試算しました。
2013年4月1日での日本の65歳以上の人口は、3141万人。(前年比+116万人)
65歳以上で公的介護保険のサービスを受けている人は、449万人。(前年比+24万人)
介護比率は14.3%。(前年比+0.3%)
これを5歳刻みで見ていくと、年齢とともに介護比率が高まっていきますが、80歳から急激に高まり、
85歳以上では、女性は55.8%(前年比+1.2%)、男性は36.3%(前年比+0.8%)。
女性の平均寿命は86歳ですが、健康寿命は73.6歳(男性は70.4歳)。
平均寿命は延びていますが、介護状態になっている人もかなりの確率でいることが分かります。