
日本自動車工業会の発表によると、平成25年8月の自動車の国内生産台数は、前年同期比7.6%減、前月比25.2%減の68.0万台となりました。
11か月連続の前年比悪化となりましたが、1年前はエコカー補助金終了前の駆け込み需要で増えていましたので、実質としてはプラスと考えても良いと思います。
前年対比で減少しているのは、国内では、政府のエコカー補助金の終了に伴って国内の需要が減少しましたが、
国外では、輸出がアメリカ向けが好調で、13か月ぶりに前年比プラスの+2.1%。
8月のメーカー別の前年対比では、三菱、富士以外は減少。
増えたメーカーでは、三菱、富士が輸出を伸ばしています。
前年比
・トヨタ -10.9%
・日産 -11.7%
・三菱 +14.2%
・マツダ -11.9%
・ホンダ -10.6%
・スズキ -13.8%
・ダイハツ- 4.6%
・富士 +15.5%
国内景気を占うには、国内の販売や生産台数がポイント。
産業としての裾野が広い自動車ですが、生産台数は今後も注目していきます。