日本自動車工業会の発表によると、平成26年4月の自動車の国内生産台数は、前年同期比+3.4%増、前月比-18.0%減の77.0万台となりました。
消費税増税前の駆け込み需要の受注残があったため、僅かですが前年比増加となりました。
国内ではエコカーや軽自動車、新型車の投入効果で伸びていますが、
輸出は
ホンダが一部車種を海外生産に切り替えたり、スズキがヨーロッパや中南米向けが減少し、
全体としては引き続き前年比減少。
前年比-5.4%。また前月比でも-2.6%の減少。
4月のメーカー別の前年対比では、5社が増加。
中でも三菱とホンダが、新車が好調で前年比+30%以上の伸び。
前年比
・トヨタ - 6.2%
・日産 -18.0%
・三菱 +74.9%
・マツダ + 3.9%
・ホンダ +38.1%
・スズキ + 2.7%
・ダイハツ- 2.5%
・富士 + 5.9%
4月の国内販売台数を見ていくと、生産台数ほどの伸びは見られませんので、消費税増税の影響は暫く続きそうです。
自動車産業はすそ野が広い産業です。
日本の景気を見ていく上でも、チェック。