FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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公的年金の運用利回り

国民年金、厚生年金などの公的年金の運用は「年金積立金管理運用独立行政法人」という国の外郭団体が行っています。
URL ⇒ http://www.gpif.go.jp/index.html

私達が受給する年金は「将来どうなるのだろう」と不安になる方も多いと思いますが、この機関のホームページを覗いてみたら、私達が納めた年金保険料の運用状況が、掲載されていましたので紹介します。(平成13年度~平成18年度の6年間)

H13:-2.5%、H14:-8.5%、H15:12.5%、H16:4.6%、H17:14.4%、H18:4.8%
年度ごとに収益率に随分差がありますが、日経平均株価が底を打って上昇を始めたH15以降は、運用利回りはプラスが続いています。

単純な話として、この6年間の平均利回りは「4.2%」でした。
年金ですので本来、もっと長期の平均利回りの方が良いのですが、データが掲載されていなかったので、ここまでの結果です。
経済状況、金融状況によって利回りはアップダウンしますが、投資というものは長期運用の観点で考えるべきだと思っています。
景気の波を乗り越える為にも、最低でも10年間は必要でしょう。

ちなみに、企業年金を扱っている機関として、「企業年金連合会」があるのですが、こちらは昭和61年~平成17年までの運用利回りが掲載されていました。21年間です。
バブルが始まった頃からの利回りですが、この21年間の平均は「5.8%」です。

こうした運用機関は必ず投資先の資産構成を公表しています。
これをマネするだけでも、私達も年率4%~5%程度は収益を上げれるかもしれません。
とにもかくにも ポイントは長期運用です。
「果報は寝て待て」!?


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公的年金の運用利回り