2017年9月15日に発表された厚生労働省の「2016年(平成28年)の人口動態調査結果(確定数)」によると、1年間で亡くなった方は130.8万人。
前年よりも1.7万人増加。
年齢別では、80歳以上の方が前年よりも2.3万人増えていて、高齢化に伴って死者数が増えているのが分かります。
(前年比)
1位・・・悪性新生物(ガン) ・・・28.5% 37.3万人(+0.3万人)
2位・・・心疾患(心筋梗塞等)・・・15.1% 19.8万人(+0.2万人)
3位・・・肺炎 ・・・ 9.1%11.9万人(-0.2万人)
4位・・・脳血管疾患(脳卒中等)・・・ 8.4%10.9万人(-0.3万人)
5位・・・老衰 ・・・ 7.1% 9.3万人(+0.8万人)
で、「日本人の3大疾病」と言われる「ガン、心筋梗塞、脳卒中」は、昭和33年以降日本人の死因のワースト3を占めてきましたが、平成23年に「肺炎」が3位となり、順番が入れ替わりました。
高齢化が進んでいることで、肺炎が上位に入り、老衰で亡くなる方が年々増えています。
年齢別でみてみると、働き盛りの20代、30代は「自殺」が一番多く、全体の約4割の方が自殺で亡くなっています。
何だか辛いですね。
学校を卒業して、社会人となり、様々な軋轢の中で自殺する人がいる一方で、自殺せずに過ごせても、40歳代以降は3大疾病で亡くなっていく人が多いのです。
病気にならず、事故にも合わず、何事もなく亡くなるのがいかに難しいのかが、よくわかります。
人はいつかは亡くなりますが、悔いの無い人生を歩みたいものです。