日本自動車工業会が2018年3月30日に発表した、2018年2月の自動車の国内生産台数は、前年同期比-0.1%減、前月比+16.1%増の85.0万台となりました。
2か月連続の前年比減少となりました。
内訳は、トラックやバスなどを除いた乗用車全体の生産台数では前年比+0.9%です。軽自動車と小型自動車(いわゆる5ナンバー車)が前年比10%以上の減少となりましたが、普通自動車が増加で補っています。
◆一方輸出は、前年比+10.9%、前月比+24.6%。
北米、ヨーロッパ、アジア、大洋州向けが前年比増加。
輸出は何と言っても、アメリカ向けが大きく占め、2月は全世界計で41.6万台を輸出していますが、内アメリカ向けは14.9万台と36%を占めます。
アメリカ向けが5か月ぶりに前年比増加となりました。
輸出先 万台 前年比
アジア向け 5.2 +15.6%
内中国向け 1.7 +26.7%
中近東向け 4.2 - 1.1%
ヨーロッパ向け 7.8 +13.7%
北米向け 17.0 +13.5%
内アメリカ向け14.9 +11.1%
中米向け 1.1 -15.5%
南米向け 1.1 -11.6%
アフリカ向け 0.9 + 2.4%
大洋州向け 4.2 +21.5%
◆販売台数の2月のブランド別の台数と前年対比は以下の通り。
(乗用車、トラック、バスの合計)
出典:日本自動車販売協会連合会 2018/3/6発表
万台 前年比
・トヨタ 13.2 -10.5%
・レクサス 0.6 +68.1%
・ダイハツ 5.9 + 7.1%
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・スズキ 6.3 + 0.7%
・スバル 1.4 -16.4%
・マツダ 1.9 - 4.1%
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・日産 6.4 - 0.2%
・三菱 0.9 +22.4%
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・ホンダ 6.9 + 3.0%
自動車産業はすそ野が広い産業です。
日本の景気を見ていく上でも、チェック