オーストラリア・ドルの政策金利が7.0%から7.25%に引き上げられました。
世界的な資源・エネルギー需要の追い風で、オーストラリア経済は成長が続いています。
このためにインフレも起きていて、インフレを一定の水準(2%~3%)に落ち着かせるためには、追加の利上げが必要だったとのこと。
アメリカと反対で、アメリカは景気下ぶれのため、更に「利下げ」されるとの声が大きいのですが、オーストラリアは今後も順調に経済成長するとの予測から、更なる「利上げ」を見込む声も出ているようです。
今の日本では考えられないほどの高金利の魅力で、「高金利通貨」で資産運用される方が増えてきています。
高金利通貨と言えば、南アフリカの「ランド」もそうです。
南アフリカ・ランドの債券がかなりの勢いで売れています。
何しろ、金利が9%とか10%です。但し、運用期間は2年程度。
こうした高金利外貨の運用で最大の注意点は、「為替レート」です。
例えば、南アフリカ・ランドは、この1年間で24%程度円高になりました。
と言うことは、利息を10%分もらっても、元本は24%目減りしていることになります。
実質マイナスです。
2年ものの債券を購入しているならば、2年後の満期時にせめて5%程度円安に戻ってくれないと、満期での償還時には、マイナスが実現してしまいます。
と言うことで、外貨運用についてはのポイント。
・過去の為替レートで、1年間で最大どの程度円高/円安になったのか、ブレ幅を確認しましょう。
・為替レートのブレを乗り越えるには、長期で高金利のものにすれば、円高が進んでも利益が出る可能性があります。
・円から外貨に換えるときは、手数料がかかります。手数料が掛かる分、運用利回りは悪化します。
・外貨債券での運用の際は、債券の発行しているところが健全なところか確認。
ちなみに、オーストラリア・ドルは昨年7月~11月の間に100円⇒90円⇒100円の動きがあり、10%程度はブレる可能性があります。(5年間程度でみると70円⇒100円の円安)
世界的な資源・エネルギー需要の追い風で、オーストラリア経済は成長が続いています。
このためにインフレも起きていて、インフレを一定の水準(2%~3%)に落ち着かせるためには、追加の利上げが必要だったとのこと。
アメリカと反対で、アメリカは景気下ぶれのため、更に「利下げ」されるとの声が大きいのですが、オーストラリアは今後も順調に経済成長するとの予測から、更なる「利上げ」を見込む声も出ているようです。
今の日本では考えられないほどの高金利の魅力で、「高金利通貨」で資産運用される方が増えてきています。
高金利通貨と言えば、南アフリカの「ランド」もそうです。
南アフリカ・ランドの債券がかなりの勢いで売れています。
何しろ、金利が9%とか10%です。但し、運用期間は2年程度。
こうした高金利外貨の運用で最大の注意点は、「為替レート」です。
例えば、南アフリカ・ランドは、この1年間で24%程度円高になりました。
と言うことは、利息を10%分もらっても、元本は24%目減りしていることになります。
実質マイナスです。
2年ものの債券を購入しているならば、2年後の満期時にせめて5%程度円安に戻ってくれないと、満期での償還時には、マイナスが実現してしまいます。
と言うことで、外貨運用についてはのポイント。
・過去の為替レートで、1年間で最大どの程度円高/円安になったのか、ブレ幅を確認しましょう。
・為替レートのブレを乗り越えるには、長期で高金利のものにすれば、円高が進んでも利益が出る可能性があります。
・円から外貨に換えるときは、手数料がかかります。手数料が掛かる分、運用利回りは悪化します。
・外貨債券での運用の際は、債券の発行しているところが健全なところか確認。
ちなみに、オーストラリア・ドルは昨年7月~11月の間に100円⇒90円⇒100円の動きがあり、10%程度はブレる可能性があります。(5年間程度でみると70円⇒100円の円安)