世界の各地でコメ不足とコメ価格高騰により”コメ騒動”が起きています。
世界平均のコメ価格は昨年3月比で66%も上がっています。
現在は、世界最大のコメの輸出国タイが、輸出を増やす意向のため、やや価格が下がり始めました。
コメについては、他の穀物と違って自給自足の国が多いので、世界で生産したコメの内、輸出に回るのはたったの7%しかありません。
需要が年々増大しているのが要因です。
しかしその7%をめぐって、コメの輸入国はコメ価格の高騰と需給逼迫にさらされています。
輸出国であったインドは、コメ価格高騰を受けて、国内の供給不安の解消と価格の低下を狙って、輸出を4月にストップ。
またベトナムも新規の輸出を当面ストップ。ブラジルもストップ。
ブラジルはコメの主要輸出国ではないのですが、世界第2位のインドと3位のべトナムがストップしたため追随したようです。
世界で一番コメを輸出しているのは”タイ”です。
タイはまだ輸出ストップはしていませんが、様子を伺っているようです。
このあおりをくっていのるのが、世界有数のコメの輸入国フィリピンです。
コメの取引指標となるタイ産米の輸出価格は4月内に1トン1000ドルを突破するとの予測されている中で、フィリピン政府はタイ米よりも品質が落ちるベトナム産米を1トン1200ドルで輸入する契約を結びました。
フィリピンではコメ価格の高騰と供給不足から先日騒動が起きました。
なにしろ主食のコメの価格がこの1ヶ月で15%も高騰していて、今や配給制にもなっているのです。
アジア開発銀行総裁は次のように述べています。
「発展途上国にとって、食料の高騰は、サブプライムローン問題よりも影響が大きい」
日本はコメだけは自給率が100%のため、この騒ぎには巻き込まれていませんが、もしもコメも自給率が低く、輸入国であれば、小麦と同様に、高いコメを買うことになっていたと思われます。
日本にも大正時代に米価格高騰のため”米騒動”が起きました。
”生きる糧”・・・お米。
世界平均のコメ価格は昨年3月比で66%も上がっています。
現在は、世界最大のコメの輸出国タイが、輸出を増やす意向のため、やや価格が下がり始めました。
コメについては、他の穀物と違って自給自足の国が多いので、世界で生産したコメの内、輸出に回るのはたったの7%しかありません。
需要が年々増大しているのが要因です。
しかしその7%をめぐって、コメの輸入国はコメ価格の高騰と需給逼迫にさらされています。
輸出国であったインドは、コメ価格高騰を受けて、国内の供給不安の解消と価格の低下を狙って、輸出を4月にストップ。
またベトナムも新規の輸出を当面ストップ。ブラジルもストップ。
ブラジルはコメの主要輸出国ではないのですが、世界第2位のインドと3位のべトナムがストップしたため追随したようです。
世界で一番コメを輸出しているのは”タイ”です。
タイはまだ輸出ストップはしていませんが、様子を伺っているようです。
このあおりをくっていのるのが、世界有数のコメの輸入国フィリピンです。
コメの取引指標となるタイ産米の輸出価格は4月内に1トン1000ドルを突破するとの予測されている中で、フィリピン政府はタイ米よりも品質が落ちるベトナム産米を1トン1200ドルで輸入する契約を結びました。
フィリピンではコメ価格の高騰と供給不足から先日騒動が起きました。
なにしろ主食のコメの価格がこの1ヶ月で15%も高騰していて、今や配給制にもなっているのです。
アジア開発銀行総裁は次のように述べています。
「発展途上国にとって、食料の高騰は、サブプライムローン問題よりも影響が大きい」
日本はコメだけは自給率が100%のため、この騒ぎには巻き込まれていませんが、もしもコメも自給率が低く、輸入国であれば、小麦と同様に、高いコメを買うことになっていたと思われます。
日本にも大正時代に米価格高騰のため”米騒動”が起きました。
”生きる糧”・・・お米。