ヨーロッパの通貨「ユーロ」が誕生してから10年を迎え、その存在感が年々増してきています。
世界の基軸通貨は第2次世界大戦までは、イギリスのポンド、戦後はアメリカドルで世界経済は動いてきましたが、この数年の動きとして、アメリカドルからユーロに移ってきています。
貿易の決済通貨や、投資先としてのユーロです。
2002年の頃は1ユーロ=1ドルだったのですが、現在は1ユーロ=1.6ドル程度まで「ユーロ高ドル安」が進んでいます。
この傾向は日本円に対しても同様で、2002年の頃は1ユーロ=100円だったのですが、現在は1ユーロ=160円程度まで「ユーロ高円安」が進んでいます。
特にこの2年程度のユーロ高は顕著で、その背景として安定した経済成長が上げられます。
2007年のGDP成長率は、アメリカ2.2%、日本2.1%に対し、ユーロ圏内は2.6%の成長を示しました。
サブプライムローン問題でアメリカが苦しみ、日本も風邪を引きそうですが、ユーロ圏内は昨年よりは落ちるものの2%台は維持できるのではないかとの観測も出ています。
こうした背景から、ユーロ建ての外国債券の投資信託が売れています。
外国債券の投資信託はアメリカドル建てのものが多かったのですが、サブプライムローン問題でドル建て外債は減り続け、逆にユーロ建てが増えています。
今年に入り、遂にドル建てよりもユーロ建てが残高ベースで逆転しました。
通貨も複数分散する時代が来たようです。
世界の基軸通貨は第2次世界大戦までは、イギリスのポンド、戦後はアメリカドルで世界経済は動いてきましたが、この数年の動きとして、アメリカドルからユーロに移ってきています。
貿易の決済通貨や、投資先としてのユーロです。
2002年の頃は1ユーロ=1ドルだったのですが、現在は1ユーロ=1.6ドル程度まで「ユーロ高ドル安」が進んでいます。
この傾向は日本円に対しても同様で、2002年の頃は1ユーロ=100円だったのですが、現在は1ユーロ=160円程度まで「ユーロ高円安」が進んでいます。
特にこの2年程度のユーロ高は顕著で、その背景として安定した経済成長が上げられます。
2007年のGDP成長率は、アメリカ2.2%、日本2.1%に対し、ユーロ圏内は2.6%の成長を示しました。
サブプライムローン問題でアメリカが苦しみ、日本も風邪を引きそうですが、ユーロ圏内は昨年よりは落ちるものの2%台は維持できるのではないかとの観測も出ています。
こうした背景から、ユーロ建ての外国債券の投資信託が売れています。
外国債券の投資信託はアメリカドル建てのものが多かったのですが、サブプライムローン問題でドル建て外債は減り続け、逆にユーロ建てが増えています。
今年に入り、遂にドル建てよりもユーロ建てが残高ベースで逆転しました。
通貨も複数分散する時代が来たようです。