日本の商社と言えば、昔も今も日本の輸出入を支えている企業です。
しかし、この数年間の株価の動きを見ていると、石炭、石油、銅などの資源価格の高騰に合わせて株価も上昇してきています。
原油価格が4年前に比べて3倍以上、銅は2.5倍、石炭は5倍程度となりました。
一方の日本の商社を代表する三菱商事の例で言えば、株価は4年前に比べ順調に上がり続け、3倍となっています。
利益そのものも、2.5倍程度まで増えてきました。
鉄鋼メーカーや自動車メーカーなど日本の主要産業で「物価高で利益が出ない」と苦しむときに、商社は資源高でしっかり儲け、これらの会社の株を買った方々は笑いが止まらないでしょう。
商社の会社全体の利益に占める資源・エネルギー部門の利益の割合は、
三菱商事が75%程度、三井物産が65%程度占め、伊藤忠商事も50%を超えています。
彼らは早くから、海外での資源開発に乗り出し、日本への資源供給の道を開いてくれていましたので、この数年間の資源高でかつての開発投資が報われた面もあるかもしれません。
資源の開発投資は、年数が掛かる上に、当たり外れもあり、外国政府の意向で取り分が制限されることもあって、リスクが高いのですが、開発が成功すれば、枯渇するまでは安定的に供給できるわけです。
しかし、あまりの資源価格の高騰で、利益が出すぎる面もあって”儲けすぎ”との批判もあるようです。
私は以前から、資源=商品:コモディティへの投資を分散投資の一環として薦めていますが、こうした商社株も資源株として、投資先としては面白いかもしれません。
しかし、この数年間の株価の動きを見ていると、石炭、石油、銅などの資源価格の高騰に合わせて株価も上昇してきています。
原油価格が4年前に比べて3倍以上、銅は2.5倍、石炭は5倍程度となりました。
一方の日本の商社を代表する三菱商事の例で言えば、株価は4年前に比べ順調に上がり続け、3倍となっています。
利益そのものも、2.5倍程度まで増えてきました。
鉄鋼メーカーや自動車メーカーなど日本の主要産業で「物価高で利益が出ない」と苦しむときに、商社は資源高でしっかり儲け、これらの会社の株を買った方々は笑いが止まらないでしょう。
商社の会社全体の利益に占める資源・エネルギー部門の利益の割合は、
三菱商事が75%程度、三井物産が65%程度占め、伊藤忠商事も50%を超えています。
彼らは早くから、海外での資源開発に乗り出し、日本への資源供給の道を開いてくれていましたので、この数年間の資源高でかつての開発投資が報われた面もあるかもしれません。
資源の開発投資は、年数が掛かる上に、当たり外れもあり、外国政府の意向で取り分が制限されることもあって、リスクが高いのですが、開発が成功すれば、枯渇するまでは安定的に供給できるわけです。
しかし、あまりの資源価格の高騰で、利益が出すぎる面もあって”儲けすぎ”との批判もあるようです。
私は以前から、資源=商品:コモディティへの投資を分散投資の一環として薦めていますが、こうした商社株も資源株として、投資先としては面白いかもしれません。