1979年公開のファンタジーアニメ
「ロード・オブ・ザ・リング」は多くの方が知っている大ヒット映画。
この「指輪物語」の原題は「ロード・オブ・ザ・リングス」。
あの大ヒット映画の25年も前に、アニメ版があったことを知っている人は多くはないでしょう。
当時アニメ好きの私は、この映画が最新の技術によって作られたということで映画館に行きました。
それは「ロートスコーピング」と呼ぶ技術で、
まず、実際に俳優が演じたものを撮影します。
そのフィルムを拡大して、セルに落とし、1コマずつ俳優の動きに絵の具を付けていきます。
そのセルをアニメーションとして、映画化する技法です。
こうすることで、素晴らしくナチュラルな動きのアニメとなるわけです。
確かに、動きは素晴らしかったけれど、どうもその動きになじめず、映画そのものはよく分からないままでした。