ＦＰよもやまばなし

昨日は、「家計の管理は、まずはレシート集めからしましょう」と題して、私の家計の管理方法を書きましたが、今日は日経新聞に掲載されていたレシートでの家計の管理方法を紹介します。

１．レシート貯め込み法

・日々は、レシートを箱に貯め込む。
・月末にレシートを見直す。
・その買い物が必要だったかどうか点検する。
・必要だった物のレシートはそのまま捨てる。
・必要なかった買い物レシートは残し、「ムダ」な金額を計算し、反省する。
・翌月の買い物の際の戒めとし、ムダの分を貯蓄にする。
（ムダな買い物は財布にお金があるから。お金がなければ買わない）

２．〇×△法

・買ったその日の内に、レシートに〇、×、△をつける。
・〇は”必要で安く買えた物”
　×は”必要なかった物”
　△は”必要だが、安くなかった物”
・×の金額を集計することで、ムダを知る。
・翌月の買い物の際の戒めとし、ムダの分を貯蓄にする。

３．レシートを冷蔵庫に貼る

・冷蔵庫や棚等に入れて保管するものは、何を入れたか分かるように扉にレシートを貼る。
・中のものなくなったら、レシートに線で消していく。
・中を見ずに、つい買ってしまう重複外買いを防ぐ効果。

４．レシート袋別け法

・よく行くスーパーやコンビにごとにレシート入れの袋を別ける。
・店ごとに金額を集計。
・自分の買い物のクセと、どの店に行くと支出が増えるかが分かってくる。

５．レシート貼り付け家計簿

・家計簿にレシートを貼り付ける方法（専用の家計簿も売っています）
・貼ったら、項目別に合計額を計算。

番外編：究極の節約法

最後に、ある会社員の方が実践していた方法。
・この方は昼食はいつも奥様のお弁当。
・会社にいてお金を使うのは、お昼にお弁当を食べた後に買う、牛乳と一口お菓子。
・会社に持ってくるお金は毎日１５０円。

会社が終わっても、お金がないから必ず自宅へ直行。
２０日勤務でしたので、月３０００円しか使っていませんでした。


人それぞれやり方があると思いますが、家計の現状把握ができないと、”節約”はできません。

自分にあったやり方で、まずはやってみませんか。
レシート集め。