ＦＰよもやまばなし

今年の中国の製造業の利益の増益率が、１桁台になる見通しとのこと。
７年ぶりの１桁台のようです。

１月～８月までは、前年比１９．４％の増益だったのに、１月～１１月のデータでは、４．９％の増益となった模様です。

つまり、９月～１１月の３ヶ月間の利益は大幅なマイナスだったわけです。

広東省などの沿海部では、輸出企業を中心に倒産や工場休止が相次いでいるため、このようなデータとなっています。

先日テレビのニュースでもやっていましたが、「９月を過ぎて突然仕事が無くなった」と言って嘆いている工場長が映っていました。

海の向こうの国から突然、注文が打ち切られ、既に生産したものも、どうしようもないとのことでした。

９月のリーマン・ブラザーズの破綻が経済危機のトリガーを引いたのは言うまでもありません。

今となってみれば、リーマンを救済していれば、状況は変わっていたでしょうね。