ＦＰよもやまばなし

日経新聞によるアンケート結果の掲載第３弾。

１０３０人の男女成人の回答結果。

年金、健康保険、介護保険等の社会保障制度に不安を持つ人は多いのですが、
「あと、どのくらいもつと思うか？」の質問に対し、

１．１０年も持たず破綻　・・・３３．５％
２．２０年～３０年は継続する　・・・２９．８％
３．半永久的に継続　・・・５．９％

４．５０年は継続　・・・３．１％
５．その他　・・・１．１％
６．わからない　・・・２６．６％

１／３の人が１０年以内に破綻とかなり悲観的ですね。
一方で、５０年、半永久的と思う楽観派はたったの９％。

「どこに不安を感じるか」の質問には、

（複数回答）
１．現役世代が減り、破綻
２．保険料の負担が増える
３．年金の減少、サービスの減少
４．保険料未払いの増加
５．安心な老後生活、必要な医療が提供されない
６．消費税の増税
７．保険料が払えず社会保障が受けられない人が増える

「消費税の引き上げは賛成か？」

１．社会保障のためなら賛成　・・・３６％
２．社会保障費のためでは反対　・・・１７％
３．社会保障費が増えるのはおかしく、反対　・・・１３％
４．増税賛成　・・・１０％
５．その他、わからない　・・・２４％

賛成派は４６％。　反対派は３０％。

「消費税の増税は何％が妥当か？」の質問では、
平均９．６％となりました。

現在の倍の１０％が目安のようです。
ここまでならば、「消費税の増税もやむなし」と考えている人の方が多いということです。

今年は総選挙があります。
社会保障制度の姿とムダな支出の削減、消費税増税を選挙の争点にしてもらいたいと思います。