ＦＰよもやまばなし

オバマさんが大統領となり、以前から話しをしていた「総額８２５０億ドル（約７４兆円）の景気対策」の実施に向け、議会幹部と話を進めています。

２月中旬までには景気刺激策を実施する計画です。
またホワイトハウスの高官によれば「対策の７５％は１年半以内に支出される」と述べています。

一方、中国政府も、昨年４兆元（５３兆円）の景気刺激策を発表しました。

こちらは、２年間で全て投入しますが、その内１０００億元（１．３兆円）を昨年末までに支出し、設備発注が始まったようです。

そんなこともあってか、石炭や鉄鋼の一部は値上がりしています。

以前も記事にしましたが、中国は沿海部と内陸部の経済格差が大きいため、内陸部のインフラ整備に資金を使い、内需の拡大につなげていくようです。

アメリカも中国も巨大な国土と多数の人口を抱えています。
内需の刺激がしっかりできていけば、景気浮揚効果もあると思います。