ＦＰよもやまばなし

日経新聞の記事に、少し明るい話題。

トヨタが、５月の国内生産台数の計画を、２月～４月の月平均よりも３割多い２０万台程度に引き上げる方針を固めたようです。

４月までの前年比半減という大幅減産によって、在庫が適正水準まで減ると判断したとのこと。

５月はラインの臨時休止もせず、部品メーカーに対しても増産の生産計画を提示していくようです。

但し、３割増産しても、前年比では４割減少で、本格的な回復には時間がかかりそうです。

でも、何はともあれ、明るい話題。

ちなみにホンダはどうかと言うと、在庫の適正水準になるまでには、６月～７月まで掛かる見込み。

昨年暮れにあるアナリストが、「自動車については意外に早く、在庫調整ができそうだ」と述べていましたが、トヨタについてはそのとおりになりそうです。

今は皆が「下向き」になっていますので、少しでも「上向き」になれるのはいいことです。