FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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バブル崩壊後の株価底入れデータ

日経平均株価は3/10に7054円という、バブル崩壊後の最安値を付けました。

その後、3/19には7945円まで回復。13%の上昇を見せました。

株価の"底"はいつになるのか、あるいは既に底を過ぎたのか、誰にもわかりませんが、過去のバブル期のデータを見ると「直近高値から底値までの下落率」が"60%以上"で反転していることが伺えます。

☆ 1990年代前半のバブル崩壊局面。

1989年12月にバブル最高値38,915円を付けたあと、
1992年8月に14,194円で"底値"を付け、
その後1993年5月の高値21,224円まで上昇しました。

バブル崩壊後は下落率は63%で「底」を付けました。

☆ 2000年代前半のITバブル崩壊局面。

2000年4月にITバブル最高値20,833円を付けたあと、
2003年4月に7,603円で"底値"を付け、
その後2007年6月の高値18,297円まで上昇しました。

ITバブル崩壊後は下落率は63%で「底」を付けました。

★ 今回のバブル崩壊局面。

2007年6月に最高値18,279円を付けたあと、
今年3月に7,021円の安値を付けました。

バブル崩壊後の下落率は61%です。

過去の経験則によれば63%下落は6700円程度。
これが底値となるのか、それとも、今回は61%下落で反転が始まったのか・・・・

全ては未来が決めることですが、余程のことがないと、現在の水準よりも大きな下落はなさそうです。

仮に7021円が底になったとしても、今回のバブル崩壊は世界中に影響していますので根が深く、単純に上昇していくことはないと思います。









この記事へのコメント :
先日は、コメントをありがとうございました。
そうですか・・・やはり、この不況は余程のことがない限り上昇は難しいですか・・・。市の財政もこれから厳しい状態が続くことが予想されますが、今回の景気については、国政を一日も早く正常にして、政治力によって景気の上昇を促すことが早急に必要だと思います。それなのに、国があの状態では・・・。地方政治とはいえ、政治の一端を担っている立場からすると、とても辛いものがあります。とはいえ、私たちにやれることを精一杯がんばって、袋井市独自の道を切り拓いていこうと思います。これからもよろしくお願いします。
Posted by 袋井市議会議員 山本たかし at 2009年03月22日 15:31
山本さん コメントありがとうございます。

袋井市のためにがんばってください。
特に人口が増えている袋井市にとっては、「保育園の充実」は急務です。

お母さんの働き方で、家計は随分と変わってきます。
不況であるからこそ、お母さんは働きたいのです。

よろしくお願いします。
Posted by FP鈴木FP鈴木 at 2009年03月22日 16:51

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バブル崩壊後の株価底入れデータ