世界鉄鋼協会によると、2月の世界の粗鋼生産は、前年比22%減少したとのこと。
6ヶ月連続の減少です。
日本や、アメリカは50%程度の減少。EU諸国も40%程度の減少。
しかし、中国だけは、2ヶ月連続で増加しています。
前年対比ですから、昨年の1月、2月という、まだ世界が経済不況に入る前の状態に対して、今年は増産しているということです。
中国は54兆円もの景気対策をはじめました。
橋、鉄道、道路といった公共投資があるため、鉄の増産が始まったと見ることができます。
先進各国の財政出動による公共投資はこれから始まりますが、中国は中央政府の一声で一気に動き出すのが凄いですね。
一方、鉄鋼の元となる、鉄鉱石や、鉄鋼用石炭は値下がりします。
昨年の初夏の頃は、石炭も鉄鉱石も大幅上昇して、物価上昇に拍車がかかっていましたので、様変わりしました。
業界全体で1.5兆円のコストダウンとなる模様です。
昨年は鋼板の値上がりによって、自動車業界は大きなインパクトとなり、一部車種では値上がりしましたが、今度は値下げが始まります。
6ヶ月連続の減少です。
日本や、アメリカは50%程度の減少。EU諸国も40%程度の減少。
しかし、中国だけは、2ヶ月連続で増加しています。
前年対比ですから、昨年の1月、2月という、まだ世界が経済不況に入る前の状態に対して、今年は増産しているということです。
中国は54兆円もの景気対策をはじめました。
橋、鉄道、道路といった公共投資があるため、鉄の増産が始まったと見ることができます。
先進各国の財政出動による公共投資はこれから始まりますが、中国は中央政府の一声で一気に動き出すのが凄いですね。
一方、鉄鋼の元となる、鉄鉱石や、鉄鋼用石炭は値下がりします。
昨年の初夏の頃は、石炭も鉄鉱石も大幅上昇して、物価上昇に拍車がかかっていましたので、様変わりしました。
業界全体で1.5兆円のコストダウンとなる模様です。
昨年は鋼板の値上がりによって、自動車業界は大きなインパクトとなり、一部車種では値上がりしましたが、今度は値下げが始まります。