ＦＰよもやまばなし

昨日は、「省エネカー」に国が補助金を出す話を書きましたが、今日は「省エネ家電」に対しても、国が補助金（エコポイント）を出す話です。

国の環境対策として、「車」「太陽光発電」「住宅」といった省エネ製品の購入に対しては、税金の減免や補助金を出す制度を打ち出しています。

しかし、同じ省エネであっても、なぜか「家電」への対策が無かったため、不況で大きな打撃を受けた電機業界から"要望"が上がっていました。

そんなこともあって、家電に対しても補助金制度の導入されるようです。

省エネ家電の購入額に応じて、別の商品などと交換可能な「エコポイント」を付与するようです。
対象は一定の省エネ基準に合致したテレビ、冷蔵庫、エアコンに限定するとのこと。

地デジ対応テレビは１０％、その他の省エネ家電は５％付与するとのこと。
また、アナログテレビのリサイクル料金も３％ポイントで還元するそうです。

ですので、アナログテレビから地デジに買い換えれば、１３％のポイントが付くということです。
但し、金額上限としてポイント分として３９,０００円までとするようです。

このエコポイントは昨年から実施している国の環境対策事業ですが、現在この制度に参加している企業・団体は非常に少なく、大手では「ＪＣＢカード」「Ｔカード」などです。

家電量販店が参加しないと、この補助制度は掛け声倒れになる可能性があります。

この制度の、早ければ７月から実施するようですが、終了は来年の３月です。