FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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子供が減っている

今日は「子供の日」。
総務省の発表によると、4/1現在の15歳未満の子供の人数は、昨年対比11万人少ない、1714万人。

28年連続で減少し、過去最少だそうです。

3歳刻みの年齢層別人数では、

「12歳~14歳・・・360万人」に対して
「3歳~5歳・・・323万人」と年齢が下がるにつれて、人数も減っています。

但し、「0歳~2歳・・・328万人」で、この数年出生数が増えているため、この年齢層は子供の人数が多くなっています。

景気回復時期と重なることが、出生数増加の要因と言われています。と言うことは、昨年秋以降の不況で、今年からは再び出生数が減少する可能性があります。

子供の人口減少は、日本の総人口に占める割合も低下し続けていて、現在13.4%です。

私が15歳だった1975年は24.3%でした。
一方の65歳以上の高齢者層は、当時7.9%だったのが、今は22.5%。

急激に少子高齢化が進んでいるのが分かります。

出生数が減る理由は様々です。

1.晩婚化
2・育児と女性の就業
3.子育て(教育)にお金がかかる

様々な理由がある中で、行政としてやれるべきことはいろいろあるのですが、「安心して子育てができる」環境を整えることが第一です。

・保育園の充実と、民間の子育て支援事業への助成金拡充

・義務教育期間中の学校へ支払う費用の無料化、医療費自己負担額の抑制

・高校、私立大学への助成金の大幅増加


人口減少は日本と言う国力そのものが低下することです。
経済は成長せず、年金制度が崩壊・・・

様々なご夫婦のコンサルティングをしているFPの立場としては、「働きたいお母さんが、子供を預けて働ける環境を作ること」が一番大切。

女性の働き方により一家の収入は決まってきます。
教育資金、老後資金を確保するには、「子育て環境の整備」が重要と考えます。


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子供が減っている