FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

ふくろいFP-SERVICE」は・・・

静岡県西部・中部地方(浜松,磐田,袋井,掛川,菊川,御前崎,島田,藤枝,焼津,静岡)を中心に、家計の専門家であるファイナンシャルプランナーが、
子育て世代に評判の「マネースクール」の開催から始まって、お客様の家計診断、ライフプラン(キャッシュフロー表)の作成、資産形成・運用提案、住宅ローン相談、相続対策など、
お金についてのONE-STOPサービスをご提供いたします。
ふくろいFP-SERVICの詳細については以下をクリックしてください。


株価が上昇中

5月に入って、株価は一気に上昇しました。

昨年秋の金融危機で、10/28に6994円を付け、
その後上昇に転じ、11/5戻り高値9521円を付けました。

その後一進一退となったものの、
年末~1月にかけて再び上昇し、1/7に9325円。

しかし再び下がり、3/10に7021円。
その後は、基本は上昇基調に入り、5/11には9451円。

昨年の戻り高値まで70円に迫りました。

株価のトレンドとして、”底”を二つ形成する”2番底”が確認されると、「上昇基調」と言われます。

株価は大きく下落すると、いったん底値をつけた後、やや上昇し、再び下落して2番底をつけることが少なくないのです。
こうなると株価は底値を固めたと見られ、その後は上昇に転じる傾向があります。

昨年の11/5の戻り高値を越えれば、上昇基調に入ると、過去の経験では言えるのですが、今回はどうも単純ではないようです。

株価の上昇にはトレンド上、いろいろな壁がありますが、昨年の初めから直近までの株価の累積売買代金で見ていくと、

9500円~11000円までは「真空地帯」と言っていいほど、売買がされていません。

8500円~9000円では69兆円の売買があり、9000円~9500円は29兆円あり、計1000円の間に約100兆円あるのですが、
その上の1500円の間には10兆円程度の売買です。

ですので、昨年11/5の高値を越えれば、11000円も十分ありえると思うのですが、

様々な経済指標に回復の兆しが見られるものの、企業業績自体に回復の傾向が見られないと、投資家の不安は消えない、と言うのが答えです。

4月~6月の決算が出る7月以降に、業績確認をして株価が動く可能性があります。





削除
株価が上昇中