5月に入って、株価は一気に上昇しました。
昨年秋の金融危機で、10/28に6994円を付け、
その後上昇に転じ、11/5戻り高値9521円を付けました。
その後一進一退となったものの、
年末~1月にかけて再び上昇し、1/7に9325円。
しかし再び下がり、3/10に7021円。
その後は、基本は上昇基調に入り、5/11には9451円。
昨年の戻り高値まで70円に迫りました。
株価のトレンドとして、”底”を二つ形成する”2番底”が確認されると、「上昇基調」と言われます。
株価は大きく下落すると、いったん底値をつけた後、やや上昇し、再び下落して2番底をつけることが少なくないのです。
こうなると株価は底値を固めたと見られ、その後は上昇に転じる傾向があります。
昨年の11/5の戻り高値を越えれば、上昇基調に入ると、過去の経験では言えるのですが、今回はどうも単純ではないようです。
株価の上昇にはトレンド上、いろいろな壁がありますが、昨年の初めから直近までの株価の累積売買代金で見ていくと、
9500円~11000円までは「真空地帯」と言っていいほど、売買がされていません。
8500円~9000円では69兆円の売買があり、9000円~9500円は29兆円あり、計1000円の間に約100兆円あるのですが、
その上の1500円の間には10兆円程度の売買です。
ですので、昨年11/5の高値を越えれば、11000円も十分ありえると思うのですが、
様々な経済指標に回復の兆しが見られるものの、企業業績自体に回復の傾向が見られないと、投資家の不安は消えない、と言うのが答えです。
4月~6月の決算が出る7月以降に、業績確認をして株価が動く可能性があります。
昨年秋の金融危機で、10/28に6994円を付け、
その後上昇に転じ、11/5戻り高値9521円を付けました。
その後一進一退となったものの、
年末~1月にかけて再び上昇し、1/7に9325円。
しかし再び下がり、3/10に7021円。
その後は、基本は上昇基調に入り、5/11には9451円。
昨年の戻り高値まで70円に迫りました。
株価のトレンドとして、”底”を二つ形成する”2番底”が確認されると、「上昇基調」と言われます。
株価は大きく下落すると、いったん底値をつけた後、やや上昇し、再び下落して2番底をつけることが少なくないのです。
こうなると株価は底値を固めたと見られ、その後は上昇に転じる傾向があります。
昨年の11/5の戻り高値を越えれば、上昇基調に入ると、過去の経験では言えるのですが、今回はどうも単純ではないようです。
株価の上昇にはトレンド上、いろいろな壁がありますが、昨年の初めから直近までの株価の累積売買代金で見ていくと、
9500円~11000円までは「真空地帯」と言っていいほど、売買がされていません。
8500円~9000円では69兆円の売買があり、9000円~9500円は29兆円あり、計1000円の間に約100兆円あるのですが、
その上の1500円の間には10兆円程度の売買です。
ですので、昨年11/5の高値を越えれば、11000円も十分ありえると思うのですが、
様々な経済指標に回復の兆しが見られるものの、企業業績自体に回復の傾向が見られないと、投資家の不安は消えない、と言うのが答えです。
4月~6月の決算が出る7月以降に、業績確認をして株価が動く可能性があります。