先日政府が発表した経済指標の中に、前月比改善が見られる指標がいくつかありました。
◆4月の景気ウオッチャー調査・・・5/15発表
3カ月前と比べた街角の景況感を示す指数は、前月比+5.8ポイントの34.2と、4カ月連続で改善しました。
高速道路料金引き下げなど、景気対策の効果や一部企業での受注回復などが寄与したようです。
指数は、昨年5月を上回る水準に戻っていますが、景気の良い悪いの境目となる「50」を大幅に下回っているため、政府は「依然として極めて低水準で、底打ちしたとは判断できない」としています。
国が発表する経済指標の中では、最も早く公表され、現在の景気の動向を知ることが可能です。
(4月調査のものは5/13に発表されました。)
この調査は、経済活動の動向を敏感に反映する業種の中から2050人を対象に調査しているため、「街角景気」とも言われています。
◆3月の機械受注統計(季節調整値)・・・5/13発表
民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は、前月比-1.3%の7279億円となり、2カ月ぶりに減少しました。
しかし、半導体製造装置など製造業の受注がこれまでの急激な減少から前月比+21.8%と、3カ月ぶりのプラスに転じています。
改善の兆しも見られることから、政府の判断は「減少のテンポが緩やかになってきている」としています。
◆3月の景気動向指数・・・5/12発表
景気の数カ月先を示す”先行指数”が前月比+2.1ポイント上昇し、76.6と6カ月ぶりにプラスに転じました。
企業の在庫や消費者心理に関する指標が、上昇に寄与しています。
政府判断は「先行指数は下げ止まりの兆しが見られる」としています。
しかし、景気の現状を示す”一致指数”は持ち直しの動きはあるものの、前月比-0.3ポイントの84.9で、8カ月連続でマイナスとなりました。
一致指数の判断については「悪化を示している」と9カ月連続で据え置いています。
景気動向指数はさまざまな経済指標をもとに政府が算出しています。
指数の増減(-+)は景気が上向きか下向きかを示し、指数絶対値(水準)は景気の勢いを示しています。
◆4月の景気ウオッチャー調査・・・5/15発表
3カ月前と比べた街角の景況感を示す指数は、前月比+5.8ポイントの34.2と、4カ月連続で改善しました。
高速道路料金引き下げなど、景気対策の効果や一部企業での受注回復などが寄与したようです。
指数は、昨年5月を上回る水準に戻っていますが、景気の良い悪いの境目となる「50」を大幅に下回っているため、政府は「依然として極めて低水準で、底打ちしたとは判断できない」としています。
国が発表する経済指標の中では、最も早く公表され、現在の景気の動向を知ることが可能です。
(4月調査のものは5/13に発表されました。)
この調査は、経済活動の動向を敏感に反映する業種の中から2050人を対象に調査しているため、「街角景気」とも言われています。
◆3月の機械受注統計(季節調整値)・・・5/13発表
民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は、前月比-1.3%の7279億円となり、2カ月ぶりに減少しました。
しかし、半導体製造装置など製造業の受注がこれまでの急激な減少から前月比+21.8%と、3カ月ぶりのプラスに転じています。
改善の兆しも見られることから、政府の判断は「減少のテンポが緩やかになってきている」としています。
◆3月の景気動向指数・・・5/12発表
景気の数カ月先を示す”先行指数”が前月比+2.1ポイント上昇し、76.6と6カ月ぶりにプラスに転じました。
企業の在庫や消費者心理に関する指標が、上昇に寄与しています。
政府判断は「先行指数は下げ止まりの兆しが見られる」としています。
しかし、景気の現状を示す”一致指数”は持ち直しの動きはあるものの、前月比-0.3ポイントの84.9で、8カ月連続でマイナスとなりました。
一致指数の判断については「悪化を示している」と9カ月連続で据え置いています。
景気動向指数はさまざまな経済指標をもとに政府が算出しています。
指数の増減(-+)は景気が上向きか下向きかを示し、指数絶対値(水準)は景気の勢いを示しています。