FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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経済成長率は来年にはプラスへ

主に先進国30カ国で構成される「OECD」(経済協力開発機構)によると、来年の経済成長率はプラスに転ずるとの予想を示しました。

昨年、今年、来年と並べてみてみます。
            08     09    10
・日本      -0.7% -6.8%  0.7%

・アメリカ      1.1   -2.8   0.9

・ユーロ圏     0.5   -4.8   0.0

・OECD全体   0.8   -4.1   0.7

・新興国      6.1    1.6    4.0

・世界全体     3.2   -1.3   1.9
(新興国と世界全体のデータはIMFより)

日本は昨年、今年と2年連続でマイナス成長の見通しで、来年ようやくプラスの予想。
特に今年は、各国の中で成長率が最も低く、輸出に頼る産業構造のデメリットが出ています。

世界全体では、先進国中心のOECD全体がマイナスとなるため、新興国がプラス成長しても、全体ではマイナスが予測され、第2次世界大戦以降では初のマイナス成長に陥る見込みです。

一方の新興国は、成長率が鈍化しても今年はプラスの見通し。
中国は4月~6月に8%を達成できると報道されています。

ヨーロッパのユーロ圏は、来年も0%成長が精一杯と言ったところで、日米に比べると景気後退が深刻であることがわかります。


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経済成長率は来年にはプラスへ