FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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鳩山政権始動~市場は敏感!

昨日、鳩山政権が誕生しました。

「歴史が変わる現場」を見ることができ、ちょっと感動しました。

新閣僚の面々を見ていると、知らない方もいますが、「国会や討論番組で、野党時代に自民党に対し、鋭くツッコンだ方」もいて、”国を変えていく”意気込みが感じられる布陣と思います。

いよいよ今日から動き始めますが、
官僚をコントロールして無駄を省く一方で、数々の政権公約の実現も一緒にしていかなければなりません。

政権公約の中では、法律の変更が必要なものが多く、殆どは来年の予算編成から実施されていくものと思われますが、今年中に実現するものとしては、
母子家庭で生活保護世帯への「母子加算」の復活があります。

鳩山政権は、4年間で、政権公約をどれくらいやったのかが問われる政権です。

そして、来年7月には参議院選挙が行われます。

そこまでに、どの程度公約の一部が実行に移されるかがポイントです。

そんな中で、市場が開いている最中の閣僚候補へのインタビューの中で、
亀井さんが「中小企業や住宅ローンの借金について、3年程度の返済の猶予」なんてことを言ったら、株式市場では、金融機関の株が売られ値下がり、そして今日は不動産まで値下がりしました。

「借金返済の猶予」となると、金融機関にリスクが出てきます。
これに市場が反応したと思われます。

また、藤井さんが「緩やかな円高であれば、為替介入はしない」と発言したため、為替市場では一瞬にして円高に振れました。

鳩山さんが首相就任会見で「未知との遭遇」と言う言葉を使いましたが、
鳩山政権が、今後具体的にどんな政策をとっていくのかによって、株式、債券、為替市場も動いていきます。

自民党時代とは違う、我々にとっても期待ができる「未知なる」ものが出てくれば、国は変わって行くと思います。


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鳩山政権始動~市場は敏感!