FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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医療保険の給付金、病院へ直接支払い検討

日経新聞によると、「保険会社の医療保険や介護保険の給付金を、病院や介護事業所へ直接支払うことを認めるよう、金融庁が検討している。」とのこと。


医療保険の多くは、「入院したら、1日につき1万円を給付、手術をしたら10万円給付」と言った定額制になっていますが、

給付金を得るには、退院後に5千円程度で診断書を主治医から入手し、その後保険会社に請求する制度です。

このため、退院時にはどうしても現金を用意する必要がありました。
3割負担で支払うか、または「高額療養費制度の限度額適用認定証」を提出していれば、一般の方は1か月間の負担限度として、9万円程度の支払いとなります。


この制度ができると、退院したときに病院へ支払う医療費を抑えることができます。

つまり現金を用意する悩みが多少、場合によっては全く無くなります。

似た制度としては、医療保険の特約で「先進医療保険」があり、全額自己負担で高額な先進医療を受けたとき、保険会社が病院へ直接支払う制度にしている保険会社があります。

これを通常の保険診療でも使えるようにしていくわけです。

実現されれば、助かりますね。

尚、治療費よりも給付金が多ければ、本人に支払われる制度にするようです。




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