この1週間の円/ドルの為替レートは、急激な円高となっています。(対ユーロでも円高です)
FX(外国為替証拠金取引)をやっている方は気が気でないのでは。
資産運用する際にも、この為替レートはとても気になります。
先日あるお客様が、ドル建ての運用商品の申し込みをされました。
8/6に申し込みをされ、お金を用意をしている間に円高が進み、毎日為替レートを眺め、結局8/17にお金(元本)の振込みをしました。
8/6のレートは¥119/$、8/17は¥114/$で、5円も円高になりました。4%の円高です。
(レートには為替手数料を含んでいます)
仮に、ドル建て運用商品の元本が1万ドルとした場合、8/6と8/17の振込み日の違いで、必要な円はどう違うのかと言えば、
8/6:119万円、8/17:114万円で、5万円少ない円で1万ドルを買えたわけです。5万円の得です。
では、円で1年間運用するのと、ドルで1年間運用するのでは、どのような差が出るのでしょうか?
現在の1年もの定期預金は、円:0.35% ドル:3.35% です。これを前提として計算します。
8/17に円で114万円を円の定期預金で運用を始めると、1年後には利息が3990円付き、元本+金利=1,143,990円となります。(税引き前)
一方の、1万ドルをドルの定期預金で運用を始めると、1年後には利息が335ドル付き、元本+金利=10,335ドルとなります。(税引き前)
1年後の為替レートが114円ならば、10,335ドルは1,178,190円になります。
円での預金よりも34,200円 資産が増えるわけです。
しかし、1年後のレートが円高となって110.6円になると、10,335ドルは1,143,051円となり、円預金の方が得となります。
一方、円安となって119円になると、10,335ドルは1,229,865円となり、円預金との差は、85,875円に開きます。
元本114万円から見ると8%の利回りです。
外貨での運用による成果は為替レートによって、随分差が出るものです。
円高のときに円から外貨に換えて、円安のときに外貨から円に換えるのが、外貨での運用のコツとなります。
FX(外国為替証拠金取引)をやっている方は気が気でないのでは。
資産運用する際にも、この為替レートはとても気になります。
先日あるお客様が、ドル建ての運用商品の申し込みをされました。
8/6に申し込みをされ、お金を用意をしている間に円高が進み、毎日為替レートを眺め、結局8/17にお金(元本)の振込みをしました。
8/6のレートは¥119/$、8/17は¥114/$で、5円も円高になりました。4%の円高です。
(レートには為替手数料を含んでいます)
仮に、ドル建て運用商品の元本が1万ドルとした場合、8/6と8/17の振込み日の違いで、必要な円はどう違うのかと言えば、
8/6:119万円、8/17:114万円で、5万円少ない円で1万ドルを買えたわけです。5万円の得です。
では、円で1年間運用するのと、ドルで1年間運用するのでは、どのような差が出るのでしょうか?
現在の1年もの定期預金は、円:0.35% ドル:3.35% です。これを前提として計算します。
8/17に円で114万円を円の定期預金で運用を始めると、1年後には利息が3990円付き、元本+金利=1,143,990円となります。(税引き前)
一方の、1万ドルをドルの定期預金で運用を始めると、1年後には利息が335ドル付き、元本+金利=10,335ドルとなります。(税引き前)
1年後の為替レートが114円ならば、10,335ドルは1,178,190円になります。
円での預金よりも34,200円 資産が増えるわけです。
しかし、1年後のレートが円高となって110.6円になると、10,335ドルは1,143,051円となり、円預金の方が得となります。
一方、円安となって119円になると、10,335ドルは1,229,865円となり、円預金との差は、85,875円に開きます。
元本114万円から見ると8%の利回りです。
外貨での運用による成果は為替レートによって、随分差が出るものです。
円高のときに円から外貨に換えて、円安のときに外貨から円に換えるのが、外貨での運用のコツとなります。