8/26の記事の記事で「アメリカ割引国債」の話を書きました。あの時は20年物の実際に販売されているアメリカ割引国債の話でしたが、今日はこれをヒントに仮定の話を書きます。
新車のディーラーがA店とB店の2軒あって、両方とも同じ車を売っているとします。
車の価格は200万円です。
A店は15%引きの170万円で売っています。
B店は30年後に200万円になる割引国債を特典として付けて、新車価格は200万円のままで売っています。
さて、皆さんはどちらの店から新車を買いますか?
今30万円の値引きを得るためにA店を選ぶのか、30年後に新車価格200万円がタダになるB店を選ぶのか。
この割引国債の利回りが7%とすると、B店は26万円で30年もの割引国債を買っています。
(計算式;200÷1.07^30 ・・・ 200万円を7%の30乗で割る)
B店はA店よりも4万円利益を増やすことができます。
と言うことは、私達はA店で買った方がお得と言うことになります。
私達が値引いて得した30万円を、7%の複利で30年間運用すると、30年後には213万円になるからです。
(計算式;30×1.07^30 ・・・ 30万円に7%の30乗を掛ける)
こうした分かりにくくて、一見 得するような話は実際の金融商品にありますので、お得度をよく確認してから購入しましょう。
新車のディーラーがA店とB店の2軒あって、両方とも同じ車を売っているとします。
車の価格は200万円です。
A店は15%引きの170万円で売っています。
B店は30年後に200万円になる割引国債を特典として付けて、新車価格は200万円のままで売っています。
さて、皆さんはどちらの店から新車を買いますか?
今30万円の値引きを得るためにA店を選ぶのか、30年後に新車価格200万円がタダになるB店を選ぶのか。
この割引国債の利回りが7%とすると、B店は26万円で30年もの割引国債を買っています。
(計算式;200÷1.07^30 ・・・ 200万円を7%の30乗で割る)
B店はA店よりも4万円利益を増やすことができます。
と言うことは、私達はA店で買った方がお得と言うことになります。
私達が値引いて得した30万円を、7%の複利で30年間運用すると、30年後には213万円になるからです。
(計算式;30×1.07^30 ・・・ 30万円に7%の30乗を掛ける)
こうした分かりにくくて、一見 得するような話は実際の金融商品にありますので、お得度をよく確認してから購入しましょう。